今日のタイトルは、ごく当たり前のことなんですが、スピーキングのトレーニングをするにあたっては、案外疎かにされている点だと思います。
「話す」目的は何ですか?
コミュニケーションですね?
しかし、コミュニケーションは自分だけではなく相手も存在して初めて成立するものです。
従いまして「話す」と「聞く」はセットでなければなりません。
以前、話せるようになるためのトレーニングとしてロールプレイングをお勧めしましたが、ロールプレイングは「話す」と「聞く」をセットで練習できるという点で、最強のトレーニング方法と言えるのです。
でも、テキストの中国語って堅苦しい感じで、自然な会話にならないんじゃない?
そう考える人もいるかもしれません。
でもそんな心配は全く必要ありません。
正しい文法に則った中国語が一番良いのです。
なぜなら、絶対に通じる中国語だからです。
文法と言っても、ごく基礎的な文法ですよ。
例えば 主語 + 述語動詞 + 目的語
誰でも知っている基本中の基本ですね。
この基本構文さえ定着していない人のなんと多いことか!
主語を忘れることはありませんか?
述語動詞(中国語の肝!)を忘れていることはありませんか?
目的語だけ(往々にして名詞だけ)を話してしまうことはありませんか?
テキストの中国語は頼りになります。
テキストの中国語を完全マスターしてから、次のステップに進みましょう。
「こなれた中国語表現」
「自然な中国語の言い方」
「気の利いた中国語表現」
これらはテキストの中国語を完全に習得してからです。
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