声調がダメでは……

2022年8月30日火曜日

話せるようになるには

t f B! P L

 


いくら話せるようになりたいと切望しても、声調がダメでは話になりません。

キツイようですが、本当のことです。

発音はなんとかクリアしても声調がいつまでたってもマスターできない人は多いのです。

それは四声の高さを把握できていないからですね。

そこで、私は四声の視覚的認識学習をお勧めしたいと思います。

四声の高さを分かりやすく視覚化してしまいましょう。


まずフリクションペンを用意してください。

色はそれぞれお好みの色でけっこうですが、たいていのテキストは黒ですから、赤や青、緑などが見やすいと思います。

中国語の漢字の上に(漢字に重ねて)フリクションペンで声調の矢印を書いてください。

それぞれの漢字が四角で囲まれているようにイメージしてください。

第1声は、漢字の上の方にまっすぐ横線を引きます。

2声は、漢字の左下から右上に向かって斜めに直線を引きます

第3声は、漢字の下の方にまっすぐ横線を引きます。

第4声は、漢字の左上から右下に向かって斜めに直線を引きます。


これだけです。

このようにしておけば、漢字と四声の高低を示す矢印が同時に目に入りま

第1声は常に高く、第3声は常に低い音であることが、目で見て明確に認識できます。

第2声は低い第3声から一番高い第1声の高さへ、第4声は、第1声の高さから一番低い第3声まで急に下がると分かります。


大した手間ではありません。

この方法で不正確な声調、不安定な声調という課題を克服した人は大勢います。

今日から始めましょう!!


自己紹介

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中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。 通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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