シンプルな構文で話す

2022年8月14日日曜日

話せるようになるには

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会話となると相手の話も聞き取らなくてはなりませんから、難易度が高くなりますが、自分から話すだけでしたら、良い方法があります。

それは「箇条書き式短文スピーキング」です。


特徴は次のとおりです。
主語 + 述語 + 目的語 というシンプルな構文しか使わない

② 主語は絶対省略しない

接続詞は原則使わない

複文は使わない

「箇条書き式短文スピーキング」で、自己紹介してみましょう。

・みなさん、こんにちは
・私は
○○といいます。
・出身地は
△△です。
・現在私は
◇◇に住んでいます。
・家は駅から歩いて5分程度です。
◇◇は、とても静かで良いところです。
・私の家は4人家族です。
・上の娘は、来月結婚します。
・私は以前
□□会社に勤めていました。
・私は2年前に定年退職しました。
・私の趣味は旅行と太極拳です。
・みなさん、よろしくお願いします。

日本語で書くと、なんだか「私は」「私は」とうるさい感じがしますし、なめらかさにも欠けますが、中国語で話してみてください。
案外中国語らしく話せると感じるのではないでしょうか?
しかもシンプルな構文ですから、文法を間違えようがないのです。

文法を間違えなければ、必ず通じる中国語になります。

ご自分が話したいテーマについて、
箇条書き式短文スピーキングを試してみてください。
長い文章を、情報の切れ目で短く区切る要領です。

もう一つ例を挙げましょうか。

週末というテーマで「箇条書き式短文スピーキング」をしてみましょう。

・土曜日と日曜日、私は起床が遅いです。
・私はだいたい午前10時頃起きます。
・土曜日、私は美術館に行きます。
・日曜日の午後、私は妻と一緒にショッピングに行きます。
・外出した時、私は必ず書店に行きます。
・私は読書がとても好きです。
・書店で、私は必ず3冊くらい本を買います。
・毎週日曜日の夜、私と妻はレストランで一緒に食事をします。



時間を追って、簡潔な箇条書きをする要領ですね。
これだったら、どなたにでもすぐ試していただけるのではと思います。

ぜひお試しください!


自己紹介

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中国語教育と中国語通訳・翻訳業及びその教育、中国語関連書籍の執筆に従事しています。 通訳・翻訳スクールや大学、社会人向け講座等における豊富な教育経験にもとづき、中国語学習者、中国語通訳・翻訳学習者に役立つ実践的なアドバイスを差し上げたいと思います。

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